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副鼻腔炎[耳・鼻・喉の病気]

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鼻の構造

 鼻の構造は大きく3つに分けられます。鼻が高い・低いと話題になる外見上の鼻(外鼻)、いわゆる鼻の穴からのどに到達するな空間(固有鼻腔)、固有鼻腔とは狭い通路でつながり周囲に散在する空洞(副鼻腔)です。副鼻腔は下図のように眼の周りに存在し、眼の上にある洞を前頭洞、眼と眼の間にある洞を篩骨洞、眼の奥にある洞を蝶形洞、眼の下にある洞を上顎洞と呼んでいます。それぞれの内側には薄い粘膜がはられ、内腔は空気で満たされています。副鼻腔に空気が存在することで、鼻の通りがよくなり、声がよく通るようになります。

鼻の病気

 固有鼻腔に炎症が起こったものを鼻炎とよび、副鼻腔に炎症が起こったものを副鼻腔炎といいます。副鼻腔に炎症がおこると空洞に膿が貯まるため、昔は副鼻腔炎を蓄膿症と呼んでいました。最も多い原因は、病原菌(細菌やウィルス)が鼻の粘膜で増殖し炎症が引き起こされたものですが、アレルギーによって粘膜が腫れ膿が貯まることもあります。

副鼻腔炎の種類

 副鼻腔炎は急性副鼻腔炎と慢性副鼻腔炎に分けられます。急性副鼻腔炎は、かぜなどの一時的な鼻炎が重症化して副鼻腔に炎症が及んでしまったものです。痛みと多量の色のついた鼻汁がみられます。急性副鼻腔炎が不完全に治ると慢性副鼻腔炎に変わります。慢性副鼻腔炎では、痛みは見られませんが鼻づまりや鼻汁が続きます。

慢性副鼻腔炎のしくみ

 先にも述べましたが、副鼻腔の内側は薄い粘膜で覆われています。ここに膿が貯まると粘膜がふやけて、徐々に厚くなってきます。粘膜は徐々に肥厚し空洞内を埋めつくすと、鼻腔に顔を出してきます。これをポリープと呼びます。

慢性副鼻腔炎の治療

 慢性副鼻腔炎は、薬の内服治療と鼻へのネブライザー治療が有効なことが多く、まずはこれらの保存的治療を優先して行います。最近の慢性副鼻腔炎には、アレルギーが関係して病気を悪化させているケースもみられるためアレルギーを抑える薬が有効な場合もあります。薬の治療で治らないものに関しては手術治療となりますが、最近は内視鏡を使いポリープや肥厚した粘膜を除去することが可能になりました。

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